木工産業育成
ミャンマー・バゴー地区で地域産業育成を支援して地域経済活性化を図る必要があることから、伝統産業で培われた技術・技能の向上と資源活用による地域産業の振興を目標とした「ミャンマー・バゴー管区での木工地域産業育成事業」が外務省NGO連携無償資金支援事業採択され、3月より事業開始となりました。
- 技術センターを設置し地域の木工産業の活動拠点とする
- 日本の専門家を招聘し現地の専門家とともに品質向上・デザイン研究と生産技術向上に取り組む
- 安全で利用しやすい製造機械「バンドソー、ジグゾー」を技術センターに設置し利用促進
- 高付加価値商品開発のため「レーザー彫刻機」を設置し、利用促進
などの活動を行ってまいります。
名産品開発事例、バゴーで木工産業育成
ミャンマーには世界の銘木があります。木工産地は各地にあり、従事者も多いです。
デザイン・基礎技術不足でせっかくの素材を活かしきっていない。そう考えた私たちは、バゴーに技術センターを開設し、活動拠点としました。
- 技術センターの目標
-
-
1.基礎技術の開発
木材乾燥方法の改善と普及による付加価値向上
-
2.生産技術の向上
新規機械利用による生産性の向上と、品質向上
-
3.デザインの開発
日本とミャンマー共同によるデザイン開発と自主開発の継続と進化
-
-
手作りでシンプルで安価な、現地に即した乾燥方法を考案、
従来の木材乾燥の改善を目指します。 -
新しい機械も紹介し、新製品開発を促します。
生産性向上も大切です。 -
新潟デザイン専門学校学生の協力で、
新デザインの食器を導入しました。 -
ミャンマーの芸術家と共同でデザイン研究も開始しました。
-
木工技術講習会で、新しい機械の利用を促進しています。