蓮布開発プロジェクト
蓮物語蓮布の背景と現状
ミャンマー、中部900mの高原にあるインレー湖の中にインター族30万人が水草を集めて耕作地を作り半農半漁で生活しています。(昔、安全を求めて湖の中に移住した民族です)
手工業の織物も伝えられ、そんな環境で湖の蓮から糸をとって織物を作るようになりました。
しかし、環境変化によって湖面が減少し、蓮生産も変化を迫られています。
- 蓮布の作り方
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- 蓮の茎から
- 糸をとり
- 織ります
- 魅力的な幻の天然繊維、蓮布
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ミャンマーでは蓮布から法衣を作り、寄進します。一着15万円もする現地でも特別な品です。
2011年細い糸を試作して、柔らかい蓮布100%のショールを作りました。右が天然白色、左は蘇芳で草木染めした試作品です。
モダンデザインの蓮布ショールです。
新しい展開
ミャンマー政府・共同組合省大臣、インター族代表と相談して
地域特産品として育てる計画を実施中です。
- 蓮糸の品質向上によって、新しい製品を開発し、市場開発を目指します。
- 自然採取から蓮糸の養殖へ事業を変化させて、資源の保全と品質安定を目指します。
- 上記2つの連動で、安定した生産拡大と市場獲得をめざします。
- 亀場代理や工房、現地の織物学校と憶力して作業を進めています。
- 地元では地場産業として発展が期待でき、日本では改良版の蓮布の供給安定を目指します。
- 新しい天然繊維としての市場開妬にご協力お願いいたします。ご興味のある方はお知らせ下さい。