理事長挨拶
私たちは前身組織NGOミャンマークラフト支援会において、今までアジア各国の地域産物を使って付加価値のあるクラフト製品を作り出すことで、地域自立、人材教育を目指す活動を行ってきました。地域産物の掘り出しは地域の再発見につながり、付加価値のある製品作りは、丁寧な仕事、マーケティング、品質管理、デザイン研究など基礎技術の習得につながります。これらを海外で実行することは容易ではなく、当初は素朴すぎる製品からの出発でした。
しかし、自分たちができる範囲で、できる方法で少しずつ進めていくと、いずれ世界に誇れる作品に育っていくと考えます。これらは単なる上から目線の支援運動ではなくて、一緒に汗を流すことで、開発途上国の人たちだけでなく、自分たちも一緒に育っていける、人材教育プログラムです。
今後さらに物作りを通して開発途上国の人と私たちが共に自立し成長する運動を広めるべく、NPO法人格を取得し、社会的信頼性を高めるために特定非営利活動法人アジアクラフトリンクを設立することとしました。
2012年11月
特定非営利活動法人アジアクラフトリンク
理事長 斎藤秀一
活動理念
ミャンマーでの活動コンセプト
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現地の素材と日本デザインで、世界に通じる製品を共同製作します。
寄付する支援ではなく、私達も汗して共に成長する対等の活動です -
工夫によって付加価値を作る「一村一品運動」の開発コンセプト
生産者と消費者を結ぶ「フェアトレード」の設計
活動の継続を目指し「ソーシャル・ビジネス」として運営 -
上記3点の活動経験により人を育てます。人材育成が大切です。
人材が育てば私達の活動も成功と考えています。
開発製品コンセプト
自然素材の 手作りによる 使いやすい ⇒生活実用品です
ソーシャル・ビジネスへ発展して支援継続
(1、企画)→(2、生産)→(3、販売)→(4、生産・支援継続)
良い品質の製品が出来て、購入者(支援者)も継続支援が可能です。
合理的な計画継続の為ソーシャル・ビジネス感覚で運営します。