実施事業

木工産業育成|2019年度 外務省日本NGO連携無償資金協力事業

木工産業育成|2019年度 外務省日本NGO連携無償資金協力事業 木工産業育成|2019年度 外務省日本NGO連携無償資金協力事業 木工産業育成|2019年度 外務省日本NGO連携無償資金協力事業
「バゴー木工技術センターにおける地域の生産者支援サービス強化事業(第1年次)」
2019年度 日本NGO連携無償資金協力
 
対象とする社会課題: ミャンマー・バゴー市の木工品生産は、人々が地元で従事できる貴重な収入源の一つで、輸出産品としても期待されていますが、収益性が低く、産業の持続性に課題があります。バゴーの木工品は、手仕事ならではの温かみが特徴である一方で、依然として生産性が低く、材料の無駄が多い生産方法が定着しています。収益が上がらないことで、中堅の生産人材の流出が止められず、さらに若手の育成もままならないといった悪循環に陥っています。
 
アジアクラフトリンクの挑戦: 2017年から継続してきたN連事業では、バゴー木工技術センターの開設と、設備・機械の充実を実施してきました。2016年度、2018年度と2カ年にわたって実施してきたN連事業の、最終年度・発展促進期と位置づけ、住民によるセンター運営を本格化させながら、さらに具体的な地域課題の解消に寄与できるような仕組みの整備を目指して活動します。
 
※新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の影響により、本事業として計画した活動の一部を2020年度に実施時期を延長しました。
 
「バゴー木工技術センターにおける地域の生産者支援サービス強化事業 —Strengthening the support services toward local woodcraft artisans by community members at the Bago Woodcrafts Technical Centre」
 
【活動地】ミャンマー連邦共和国バゴー地方
【分野】木工産業育成
【期間】2020年3月1日~2021年3月30日
【費用】21,811,719円(2019年度確定額)
【助成金】外務省「日本NGO連携無償資金協力」
【事業目標】バゴー木工技術センターを活用した生産者および就業希望者向けサービスの拡充と、生産者のマーケティング能力および資源管理意識の改善が図られる
【上位目標】バゴー郡区における地場産業である木工産業を振興し、地域の開発と持続的発展を促進する
【想定裨益者】(直接)バゴー市内の木工品生産者 85工房350人、(間接)木工品生産者の家族 350世帯2,000人、就業希望者(中高卒含む)300人
【SDGsへの寄与】目標4:質の高い教育をみんなに、目標8:働きがいも経済成長も、目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう
【主な活動】
・日本人専門家の協力による生産性向上と市場理解
・将来の職業訓練に活用できるカリキュラム開発
・未就業者や若手の就職、中堅層の開業サポート
・植林による生産者の資源管理意識の向上

2019年度完了報告書(1.8MB)

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