2020/09/05木工海外活動現地活動への影響とその対応
3月1日にスタートした「バゴーの木工技術センターにおける地域の生産者支援サービス強化事業」。プロジェクトの中核をなすのが、現地での職業訓練プログラムの開発です。
もともとの計画では、まず既存の木工品生産者の皆さんを対象に、パイロット的に技術研修をおこなってから、その経験をもとにカリキュラムを組み立て、未就業者や若手生産者向けの3ヶ月間の職業訓練を実施する予定でした。
しかしながら、新型コロナウィルスの影響により、集合研修の開催や日本からの専門家の往来ができず、計画通りに進められない状況が続いています。
そのため私たちは、将来実施する研修の内容をより分かりやすく、より生産者の皆さんの役に立つものにできるような準備を先行して実施しています。研修で習得した技術の効果を具体的な数値で示すため、地域の工房にバンドソーを一時移設して、バンドソーの利用が生産性にどの程度変化をもたらすか、実際の生産活動に基づくデータ計測を行ったり、研修テキストの素案作成を行ったりしています。
現地の人々の協力や意見をもらいながら進める必要がありますが、複数人を集めてのミーティングは開催しづらく、協力者それぞれと個別に相談しながら続けてきました。
バゴーの木工品生産者たちが経済的なダメージを受けるなか、現地に少しでも明るいニュースをもたらすことができるよう、プロジェクトチーム一丸となってこれからも活動を続けてまいります!
<当活動は外務省日本NGO連携無償資金協力により実施しています。事業概要は実施事業のページをご覧ください>
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