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2026/03/01竹産業海外活動竹産業研修センターで竹ヒゴの漆塗り研修を開催

2023年5月にスタートし、3年目を迎えた「ミャンマーの竹産業振興のための研修センター設立事業」。

竹産業の振興を目指し、ミャンマーの人々による研修施設の整備や研修活動の実施を支援する取り組みを進めています。


2025年10月には竹産業研修センターで竹ヒゴの漆塗り研修を開催しました。参加者は、研修受講後にミャンマー各地の生産者をさらに指導していくことになる指導員候補の皆さん、そして研修センタースタッフです。講師は本事業の1年次から関わってくださっている垣内幸彦専門家(垣内漆芸工房)です。


10月27日〜31日の専門家による研修に先立ち、参加者の皆さんは25日から研修センターに集まり、漆塗りに使用する竹ヒゴの準備を行いました。2年次に竹藝家こじまちから専門家から学んだ竹ヒゴ加工の復習の機会にもなり、今回の研修が初めての参加者に受講2回目の参加者が教える姿が見られました。


垣内専門家の研修では、種類の異なる漆と、鉄錆(ベンガラ ※)などの顔料を混ぜて竹ヒゴに塗布し、複数パターンのサンプルを作成。参加者は漆と他の材料を混合するプロセスや竹ヒゴへの漆の塗り方を学びました。また1度塗り〜4度塗りまでの色の違い、布で磨いた場合(拭き漆 ※)と磨かない場合の質感の違いを比較しました。漆を塗った竹ヒゴを乾燥する際には、2年次に研修題目とした乾燥箱を活用しました。


より高品質で市場価値の高い竹製品を生産するために、引き続き技術の習得や商品開発を進めていきます。

 

※ベンガラ・・・酸化鉄の粉で、陶器や漆器、家屋など日本の暮らしに古くから取り入れられてきた赤色顔料です。呼び名はインドのベンガル地方より伝来したためと言われています。

※拭き漆・・・素地に透けた生漆を塗っては布で拭き取る作業を繰り返し、木目や竹の表面の風合いを生かして仕上げる技法のこと。

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