2024/06/03竹産業海外活動竹産業研修センターに日本から加工機械が届きました!
2023年5月にスタートした「ミャンマーの竹産業振興のための研修センター設立事業」。1年目の活動は、昨年の洪水被害の影響などによりスケジュールに遅れが生じたため、事業期間を6月15日まで延長して続けています。
研修センターの建設計画は、3年間をかけて必要性の高いものから順次建設していく予定で、1年目には、「実習・研究棟」「宿泊所」「食堂・調理室」といった建物と、貯水槽などの基礎インフラを整備しました。主要工事は4月末に完了し、現在は2年目事業の開始までのあいだに、小規模な環境整備を続けています。
今後は、この研修センターを活用して、現地の生産者や指導員の皆さん向けの研修を開催する計画です。ミャンマーの竹産業の課題の1つに「生産効率の低さ」が挙げられ、この研修では、竹工機械の利用推進とその周辺工程の効率化をテーマとして扱います。
このたび、そのモデル機として、日本製の「竹剥ぎ機(3連ヒゴひき機)」が研修センターに届き、設置と通電試験をおこないました!今後、1年目の残りの期間を使って、現地の産業関係者の皆さん向けにデモンストレーションをおこないます。
ミャンマーでの竹剥ぎ機の利用試験は、2019年の現地の産業調査、2020年の日本の技術調査を経て、当会で長らく温めてきた活動の1つ。遂に現地で動いている姿を見ると、喜びとともに今後の展開にワクワクします。
竹剥ぎ機について詳しくはコチラの事業、または、森を守る日本のちえぶくろ「ChiePro」をご参照ください。
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