2022/07/29植林木工海外活動ミャンマーの森づくり、現地で利用価値の高い森を
2022年6月7日、アジアクラフトリンク「ミャンマーの森づくりプロジェクト」では、外務省日本NGO連携無償資金協力(N連)のプロジェクト計画の一部として、さらに、個人の皆様からのご寄付を活用させていただき、バゴー地方のチャイッパーダインヂー(Kyaik Pa Daing Gyi)村の2ヘクタールの土地に、有用樹の森づくりを行いました。昨年はコロナ禍や現地情勢の影響で実施できなかったため、2年ぶり3回目の植林活動です。(前回のレポートはコチラ)
今回はなんと、合計91名と大変多くの人々が協力して下さり、ユーカリとアカシアマンギウムを合計3400本も植えることができました!地域で有力な僧院の協力によりチャイッパーダインヂー村の皆さんがたくさん参加して下さり、また、マゼイン地区から木工品生産者の皆さんも一緒に参加しました。もちろんアジアクラフトリンクの現地スタッフのみんなも頑張りました!
前回の学校林づくりの時は既に協力関係にあったレーインスー学校での植林でしたが、今回は一から植林候補地を探したため、現地での調整には色々と苦労もあり、また、最終調整の時には日本人駐在もおらず全て現地スタッフのみんなにお願いしていたので、現地から送られてきた当日の写真を見たときには私たち日本にいるスタッフも感動しました!
5月には村の皆さんにお願いして草刈りなどの地拵え(じごしらえ)、前日6月6日には苗木の搬入・配置、そして当日は多くの人々の協力で、穴掘り、植え付けまで行いました。現地スタッフのみんなは3回目の植林で、草刈り機や穴掘り機の使用にも慣れてきたのか、とてもスムーズに作業が進みました。その後、現地渡航した斎藤理事長がお礼を兼ねて植林地を訪問。植林後11日経過時点でしっかりと根付き始めていることを確認してきました。
今回植林したユーカリとアカシアマンギウムは、どちらも生育が早い木として、ミャンマーでも植林が推奨されている樹種です。ただし生長したあとは薪にする程度で十分に利用されてきませんでした。アジアクラフトリンクでは、こうした植林材を用いた木工品の商品開発にも取り組んでいます。木工品生産者の皆さんが、安定的にそして持続的に得られる木材を使って木工品を生み出すことができ、さらに、植林しているコミュニティの人々も収入が得られるようになります。(くわしくはコチラ)
ミャンマーの森づくりプロジェクトでは、ご寄付を募集しております。途上国での森林保全活動のサポートにご関心のある方は、コチラのページをご覧ください。同プロジェクトへご寄付を下さった皆さまに、改めて感謝申し上げます。
<活動資金>
・外務省 日本NGO連携無償資金協力
・ミャンマーの森づくり事業指定寄付(焦がし屋 Betty's pichan. 藤田千夏様)
・アジアクラフトリンク会費寄付金
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