2022/02/01海外活動この1年、ミャンマーで活動を続けてきました
2021年2月1日、誰もが大きく驚いたミャンマーでのニュース。市民の間で始まった穏やかなデモは、ミャンマー全土だけでなく世界中のミャンマー人コミュニティへと瞬く間に広がりました。あれから1年。
ミャンマー国内では以前のような街頭デモはなくなり、電力や通信も制限下にあります。市民の中には、職や仕事を失い、公共サービスも無く、困窮する人々が既に増え始めているといったことも耳にするようになりました。
このような中での活動には様々な大変さが伴いますが、仕事づくりによる社会開発を専門とするNPOとして、このような時こそ活動を続ける意義そして使命があると考えています。このことは、日本とミャンマーのスタッフ全員の間の共通認識として、この1年の間にしっかりと芽生えてきました。ミャンマー・バゴー事務所では、生産者からの木工品や紅茶の買取、ユーカリなどの植林材を用いた新商品開発、夏に向けた植林地探しなど、規模を縮小しながらも確実に、そして未来に大きく育つような活動を続けています。
2017年に開設した技術センターは、誰もが快適にそして着実に技術を磨くことができる施設として、環境整備と新たなルール作りをして再スタート。動画教材で学べる生産技術やマーケティングの講習準備も進めています。アジアクラフトリンクの活動趣旨とビジョンをあらためて生産者の皆さんにお話し、バゴーの地域の皆さんからの理解と協力を得られるように努めながら、いつも以上に丁寧に進めています。
きっと明日には何かが、と願い眠りにつく日を過ごして1年。政治的な活動とは距離を置きながら、できる支援を続けています。これからもどうか、ミャンマーへの関心と当会への応援を引き続きよろしくお願いいたします。
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